
近年の世界的なパンデミックによりテレワークが急激に普及したのは言うまでも無いだろう。テレワークの実施率を見てみると、平均20%程度の割合なのだが、情報通信業(IT分野)に関しては60%と大きく平均を上回っている事が分かる。
https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/result2_covid.pdf(内閣府のデータ)
次に、以下の簡単なレポートを見て頂きたい。国土交通省が公開している、業種別のテレワーク導入率をまとめたものだ。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001338554.pdf

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001338554.pdf
ここでも当たり前のように「情報通信」「専門・技術サービス」とIT分野が最も多い。
それを更に細分化すると以下のようになる。
- WEBクリエイティブ系職
- 企画、マーケティング
- コンサルタント
- IT系技術職
- 広告、宣伝
この通り、WEB系のクリエイティブ職とそれに紐付く職種が圧倒的に多く、それらの仕事をしてる者の大抵がテレワークをしている事となる。近年「フリーランス」と言われる肩書きが増えてきたと思うが、その職種のデータを取ってみても、恐らく同じような結果になるだろう。
世の中が変わり、一人一人の意識が変化した2020年。2021年には上記のデータが示す今後の日本を察する者が増えるでしょう。そしてPC一つでクリエイティブな仕事が出来るWEB系のクリエイティブ職に魅力を感じ、参入しようと考える人が増えると予想されます。

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001338554.pdf
でもWEBのクリエイティブ職って何?何をやる人なの?
WEB系のクリエイティブ職とは、一般的な言い方では、
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- プログラマー
- WEBディレクター
- WEBデザイナー
- グラフィックデザイナー
- WEBマーケター
- WEBライター
等……WEBを使って創作物を作る者達と言う認識でいる。
確かに、この辺りの業種を名乗る者は、ここ1年で明らかに増えた感覚がある。これらの仕事は、データの入稿やテキストデータの納品が主な内容。勿論PC一つで業務が可能だ。
詳細な仕事内容は追って細かく記事にしていこうかと思うが主な仕事内容は、
- WEB制作
- システム開発
- インフラ構築
- グラフィックデザイン
- パンフレット制作
- データ解析
- 原稿作成
等……
ここまでのデータを分析して見えてくる事実は、これらの仕事(WEB系のクリエイティブ職)は2021年には競争激化するという事です。これまでのクリエイターは専門性が問われていたのですが、これからのクリエイターはそれだけに留まらず+aでスキルを持って差別化をしなければ生き残れません。
その一つの手段として多方面のクリエイターとの繋がりを武器にしてみてはどうでしょうか?
この記事のライター
KEITO
WEBディレクター。 WEB制作を主に、マーケティング・デザイン・コンサルティングなどWEBに関する業務。特にディレクションが最も得意。
